こんにちは!あきな(@akina_kabu)です。
消費と浪費と投資の違いって何?
この記事は、そんな悩みを抱える人に向けて書いています。
この記事で分かることは以下の通り。
- 消費と浪費と投資の違い
- 浪費との上手な付き合い方
- 資産形成をする上での心構え
資産形成をする上では「支出を適正化」することが大切。
若い頃から投資家マインドを身に着けることで、将来的に大きなリターンを享受することができます。
少しコラムみたいな内容ですが、是非読んでいただければと思います。
はじめに
いきなりですが、皆さんは何か夢中になれるものがあるでしょうか。
それは人によって様々だと思います。仕事であったり、趣味であったり、勉強であったり。
私も夢中になれるものはたくさんあります。化粧品やファッション、ゲーム実況(見る方)など。
中でもドーナツは格別に夢中です。というよりも、生きる糧みたいなものです。
しかし、夢中なものが多すぎると、それはそれでお金に困ってしまいます。毎月の収支がマイナスになってしまうと目も当てられませんよね。
今の時代、老後の備えは絶対に必要ですから「何も考えずに好きなものにお金を使う」というわけには中々いきません。
趣味や贅沢に使うお金のバランスは難しいよね。
自分の支出は浪費かな?本当に必要なものかな?という事を改めて考えていただければ幸いです。
消費とは
はじめに、消費について説明します。
消費とは、必要なものやサービスを購入することを指します。
例えば、家賃や生活必需品、交通費、通信費など。
また、贅沢品やエンターテインメントなどの娯楽や通信サービスなどもこれにあたります。
つまり、生活を維持するために必要な支出ですね。
消費が増えることで、企業や産業の発展はもちろんのこと、消費者自身の生活水準も向上します。
消費は生きるために必要なものですので、無理に節約する必要はありませんが、できるだけ安く済めばそれに越したことはありません。
必要以上に使ってしまうと、貯蓄や投資にお金を回せなくなってしまう可能性がありますからね。
浪費とは
次に、浪費について説明します。
浪費とは、必要のないものにお金を使ってしまうことを指します。
例えば、身の丈に合っていない高級ブランド品や、行きたくない飲み会、コンビニでの散財などが浪費に当たります。
これらは、一時的に満足感を得られるかもしれませんが、長期的に見ると多くのお金を使ってしまう原因になります。
もちろんたまにする贅沢は必要!
「浪費を抑えて投資を増やすべき!」という意見をよく聞きますが、これ自体は全くその通り。
「コンビニでの散財」や「タクシーの使用」がよく浪費として挙げられますよね。
ですが、どんなものが浪費に該当するのかは人ぞれぞれ。この考えが重要になってきます。
投資とは
次に、投資について説明します。
投資とは、将来的に収益や利益を得ることを目的として、資産を買い付けたり、企業やプロジェクトに資金を提供することを指します。
辞書的な説明は上記のとおりですが、ここでは「株式」や「投資信託」などの金融投資を指すことにします。
投資にはリスクもありますが、長期的には大きなリターンを得ることができる場合があります。
投資については、SNSでよくこのような意見を良く聞きます。
- 若い頃は投資なんてせずに遊びなさい
- 若い頃は自己投資だけにお金を使うべき
- 少額の投資は意味ない
私は必ずしもそうとは思いません。
数年前から「老後2,000万円問題」が大きく取り上げられているように、私は将来のために若い頃から資産形成を始めるべきだと考えています。
早い段階からコツコツとが重要!
もちろん、2,000万円も必要ないという意見や、逆に物価上昇や円高を考慮すると、もっと必要という意見もあります。
ですが、将来への備えは大きいことに越したことはありません。
また、月に数万円ずつ投資に回しても、十分遊んだり自己投資したりすることは可能です。
以上の理由から、20代の頃からでも浪費を抑えつつ、少しずつ投資をするべきでしょう。
浪費との上手な付き合い方
浪費はもちろん抑えるべきですが、ゼロにしてしまえば味気のない人生になってしまいます。
仙人みたいな生活をして幸せかどうか。
もちろん、資産額が増えていくことが唯一の幸せという人もいると思います。
ですが、私自身にとっては、資産額を増やすことが最大の幸せではないと最近気づきました。
「お酒」や「タバコ」はよく浪費の代表例として挙げられますが、お酒が好きな人にとっては楽しい時間を過ごすための手段ですし、タバコだって、コミュニケーションの一環という話をよく聞きます。(もちろん摂取のしすぎは良くないですが。)
ドーナツは、私にとっては立派な自己投資!
食べたいものを我慢するとストレスが溜まり、かえって逆効果。
ということで、「私は好きな物を食べてストレス解消をしているんだ」と思うようにしています。
同じように、仕事に集中するためにコンビニでコーヒーを買うことは、休憩してメリハリをつけるためには大事ですし、移動時間を自己研鑽に充てる人にとっては、タクシーだって大切な自己投資です。
一概に「○○は浪費だからやめたほうがいい」というのは簡単。
ですが、浪費であるか否かは、最終的には自分自身が判断するものです。
みんななにかの奴隷である
ここで、とある漫画の名言について紹介しようと思います。
みんな何かに酔っ払ってねぇと やってらんなかったんだな… みんな何かの奴隷だった…
漫画「進撃の巨人」69話 ケニーのセリフより
進撃の巨人でとても印象に残っているセリフです。
ケニーが言うように、作中の世界では、みんな何かの奴隷でした。酒だったり、女だったり、神様だったり。
そしてこのストレス社会では、現代人もまた、何かの奴隷なのだと思います。
縋るものがないと、やっていけない。ただそれは、何も悪いことではありません。
むしろ、それが幸せなのだと思います。夢中になれるものは、あればあるだけいい。
そして、それにより人生が豊かになるのであれば、それはもはや浪費ではなく、自己投資です。
大切なのは、自身の中で「これは浪費だな」と感じるものを減らして、その代わりに自身が幸せになれるもの、自己投資を増やしていければいいのです。
これが資産形成をする上で大切な心構えだと、私は思います。
もちろん、「資産形成的な意味での投資」も増やす必要があります。お金には際限があるので、自己投資ばかりという訳にはいきません。
おわりに
投資は、資産を形成するための手段であり、お金もまた、目的ではなく手段です。
目的は言うまでもなく、人生を豊かにすること。そのためには、何か夢中になれるものが必須です。
趣味でもいいし、仕事でもいい。最近はFIREを目的にする人も増えています。何かを目指して躍起になる姿を笑う人など、誰ひとりいません。
何か夢中になれるものを探そう。
それこそ、奴隷になれるくらいに。
私も、ドーナツはさておき、何か夢中になれるものをあと1つくらい探そうと思います。
最近は一人焼肉デビューをしました。次は一人旅もいいかもしれませんね。
それでは!